クリエイターの営業ツールとして
使われていたポートフォリオ(作品集)を
印刷して冊子にしたものがセルフマガジンだが
大量に配布できることから
わざわざ相手先に出向かなくても
DMとして営業する方法も可能になった。
ただDMとして送る場合、単なる作品集では
仕事が獲得しにくくなってしまう。
作品集を持参し
相手先に出向いて営業すれば
口頭で補足説明ができたり
自身の人となりを理解してもらえる。
しかしDMとなるとそうはいかない。
そこでセルフマガジンには
作品紹介だけでなく
自身のプロフィールや
他のクリエイターとは違う強みや特徴、
料金表なども載せるといいと考えている。
クリエイターの相手先となる
制作会社などでは
作品だけ見せられても
仕事を発注するかどうか判断ができない。
作品がいい、実績があることは大事だが
他のクリエイターと何が違うのか、
どんな人なのか、
どのぐらいの納期でやってくれるのか、
料金はいくらかなども
重要な要素になるからだ。
セルフマガジンは単なる作品集ではなく
他者との違いを鮮明に打ち出し
自分の強みを明確にし
ニーズを喚起するような情報を載せれば
DMであっても興味を持ってもらえて
仕事獲得につながるのではないか。
逆を言えば営業先に出向く前に
先に冊子を送っておいて
興味を持ってくれた営業先にだけ
挨拶に行った方が効率的効果的な
営業になるというメリットも。
個人事業主の場合、目の前の仕事を
こなすことでなかなか営業に行けない。
少しでも効率よく効果的に
営業する意味でも
作品集持参営業より
セルフマガジンDM営業の方が
よい場合も多いといえるだろう。
私の場合は、会社員のかたわら
個人でも仕事をしていたので
会社を抜け出して
営業しにいくのは難しい。
でもセルフマガジンDM営業にして
興味を持った会社さんに
出向く形にするなら
会社員のかたわらでも営業にいける。
実際にセルフマガジンDM営業によって
これまでいくつも仕事を獲得している。
ファイリングしたポートフォリオから
冊子にしたセルフマガジンにしたことで
個人の営業力をアップする
ツールに進化したのだ。
だからこそ多くの人に
セルフマガジンを作ってほしいと
思ってます。